先日、白水貿易様にご依頼をして院内セミナーを開催し、歯周治療の効果的な治療方法・超音波スケーラーの使い方を改めて学びなおしました。
歯周病はお口の中に潜んでいる細菌感染によって、歯の周りの歯肉や歯を支える骨が壊されてしまう病気です。
お口の中から細菌を完全に追い出すことはできませんから、細菌が悪さをしないようにその数を減らしたり、細菌の住処を破壊することが必要となります。
では、細菌の住処はどこにあるのでしょうか。
自分はまだ大丈夫と思っていませんか?
歯周病という病気の名前は皆さん、一度は耳にしたことがあるでしょう。
しかし、自分はまだ大丈夫と思っていませんか。
歯とお口のことならなんでもわかる テーマパーク8020より引用
こちらはどこに歯石がついているかを示した模式図になります。
歯医者さんから足が遠のいて時間が経ってしまうと、歯周ポケットという溝が形成され、その中に歯石がこびりついてしまいます。この、酸素の届かないザラザラしたところが絶好の細菌の住処となります。
そこで歯科衛生士の出番です。この、細菌たちの住処を取り除くのが歯科衛生士の役割となります。
私たち歯科衛生士は歯ブラシでは取り除けない歯石をハンドスケーラーという器具や超音波スケーラーと呼ばれる器具を使用し取り除いて、健康な歯周環境を取り戻すお手伝いをするのです。
「世界中で一番罹患率の高い病気は歯周病である。日本人の成人の約8割が歯周病に罹患している。」
これだけ身近に歯周病の危険は潜んでいます。手遅れになる前に歯周病の状態の確認を歯医者さんでしてみませんか。
歯肉から血が出る・歯肉が腫れた・歯がグラグラする…など、歯周病や歯肉のことでお困りのことがございましたら南仙台どうどう歯科クリニックまでご相談ください。